こんにちは、聴覚障害者のAshley(アシュリー)です。
聴覚障害があってもなくても、日本では日常生活で「英語が出来なくて困る」ということはほとんどないので、英語の必要性は感じにくいと思います。
さらに最近はAIの発展も素晴らしく、翻訳・通訳ツールを使って対応できることがどんどん増えていますので、
個人的には
『無理してまで英語は学習する必要なし』
と思っています。笑
私自身も元々学習のモチベーションは低く、仕事で必要になった時(聴者の頃)に慌てて詰め込み、その後は細々と独学を続けている状態です^^;
そんな私が英語を勉強して良かったと思うのは次の5点。
1.ふいに英文の指示書などを見かけても慌てない、翻訳ツールを使うよりも早く読み取れる
例えば、パソコン操作中に全文英語のエラー表示が出た時や、海外から届く品物の添付文書に日本語が載っていない場合など。全く読み取れなかったら焦ると思います。
海外の製品は主要数カ国の言語のガイドがちょこっと付いているだけでというものが多いです。
※翻訳ツール(Google翻訳、Apple翻訳など)を使えば、大体の内容はある程度分かる精度で翻訳できます。ChatGPTはかなり自然な翻訳を返してくれます。これからの時代、こういうツールを活用するのも大いにアリだと思います。
翻訳ツールを使う場合は「元のテキストをコピー・ペースト、またはテキスト入力」→「翻訳」→「内容確認」と手数が増えるので、直接読む方が早いですが、「読める」に至るまでにかかる時間や労力を考えると、ツールを使いこなす方がこれからは合理的なのかもしれない、、笑
2.英語版は安く買えることが多い
為替の影響もあると思いますが、特に紙の本は日本語版よりも英語版を買う方が安く買えることが多いです。
今年に入って英英辞書をAmazonで購入したのですが、同じ商品の日本の出版社仕様のものは日本語の帯をつけられただけで1,000円以上高売りされていました。(中身は全く同じはずなのに、、)
3.英語力を求められる求人は単価が高い傾向
将来的にこの傾向はどうなるか分からないですが、TOEICハイスコアなどを採用条件にしているような仕事は高時給のものが多いです。
4.中間言語として翻訳に使いやすい
少しマニアックですが、色々な翻訳ツールが改善しているのも『(言葉に関する)データの蓄積』があるから。
データ蓄積量は英語が圧倒的に多いため、英語↔︎他言語の翻訳はスムーズになってきています。
ところが、例えば韓国語の文章を同じ翻訳ツールで日本語に変換しようとしても、英語より精度の落ちた翻訳が返ってくることが多いです。
このような場合、韓国語→英語→日本語という風に、英訳を挟んで翻訳すると翻訳精度が上がることもあります。
※英訳の時点で本来のニュアンスから外れた表現に変換されてしまうリスクもあるので、英語を介すことで確実な翻訳・通訳をできるわけではないです。
5.日本語の語彙力を補強できる
これが個人的には一番メリットを感じるポイントです。
例えば”prompt(プロンプト)”や”command(コマンド)”のように、カタカナ化してそのまま日本語の中で使う単語が増えていますよね。
翻訳ツールを使っても、こういう言葉はカタカナ読みを返されることが多く^^;
ビジネス用語やIT用語はカタカナ語のオンパレードで、新人の頃は言葉の理解にとても苦労しました。笑
日本語だけでは言葉のニュアンスを掴みにくいけれど、
prompt:
(verb)to make 〇〇 decide to do ◇◇; to cause 〇〇 to happen
(〇〇に◇◇するよう決心させる、〇〇が起こるようにする)※たくさんの意味を持つ単語なので一部だけ載せています
command:
(noun)an order given to a person or an animal
(人や動物に対して与えられる命令)※たくさんの意味を持つ単語なので一部だけ載せています
このように、英語の意味を確認すると理解しやすいことも多いと思います。
結論
無理して英語学習する必要は無い(ツールを活用するスキルも大事)と個人的には思っています。
が、英語を学ぶことで日本語の言語化能力向上に繋がったり、意外なところで役に立つこともあるので、気軽にできる範囲で少しずつやってみると良いと思います。
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