こんにちは、中途失聴の英語学習者Ashley(アシュリー)です。
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突然ですが、皆さんは日本の「親父ギャグ」を英語で説明できますか?(笑)
※ちなみに「親父ギャグ」は
英語でも “dad joke” と言います。
ニュアンスも同じで、
聞かされた側が「しょうもな…」と冷めた反応をする系統のダジャレ。
全言語に存在するみたいです。
例えば
「この焼肉は焼きにくい」は
直訳的な英訳は
This meat is hard to grill. あたりになると思いますが
日本語を知らない人が聞いたら、
面白いとも寒いとも感じることなく
普通の文としてスルーしてしまうと思います。
親父ギャグ要素を伝えるには、
日本語の「焼肉」と「焼く+難しい」の
韻が似ていることを説明しないといけません。
同様に、
英語圏の親父ギャグも
「韻的なつながりでダジャレになっているか」
「多義語単語の意味的なつながりでダジャレになっているか」
のだいたい2パターンみたいです。
ちなみに、ドラゴンクエストにも
気まぐれにジョークを飛ばしてくるキャラクター(遊び人)がいるのですが、
テキスト上では
”Why don’t EGGs tell joke?
Because they’d CRACK each other UP”
(直訳:卵はなぜジョークを言わないのか?なぜなら卵はお互いに割れるから)
という風に、ギャグポイントが大文字で強調されています。(笑)
でも、これを見ても
英語非ネイティブはギャグ要素が分かりにくい..。
内容自体には実が無くても(笑)
親父ギャグは韻的な繋がりや多義語の理解を踏まえて出来ているので、
外国語習得の参考に良いかもしれません。
そういうわけで、今回は英語圏の親父ギャグをいくつかご紹介
Why don’t eggs tell jokes?
Because they’d crack each other up.
→「卵がジョークを言わないのはなぜ?」
→「お互いを笑い死にさせちゃうから」
※crack up(爆笑する)とcrack(卵が割れる)を掛けている
I used to play piano by ear,
but now I used my hands.
→「昔は耳でピアノを弾いていたけど、今は手で弾いてるよ」
※play by earは本来「耳コピ演奏する」の意味。
これを文字通り「耳で弾く」にしてボケている。
I’m reading a book about anti-gravity.
It’s impossible to put down.
→「反重力の本を読んでるんだけど、置けないんだ」
※put downは「(物を)置く」「やめる」の意味。
これとgravity(重力)が掛けられている。
Did you hear about the guy who invented Lifesavers?
He made a mint.
→「ライフセーバーを発明した人の話聞いた?」
→「大儲けしたんだって」
※Lifesaversで「ライフセーバー」の意味と、「飴(有名な商品名)」の意味。
mintは「(ハーブの)ミント、ハッカ味」と「大金、造幣局」の意味。
☆これ、日本だったら「すれ違い系コント」のネタとして笑いを取れそうな気がします。
I’m on a seafood diet.
I see food and I eat it.
→「シーフードダイエット中なの」
→「食べ物が見えたら食べちゃう」
※seafood diet(魚介食)とsea food I eat(見たら食べる)が掛かっている。
☆リンキングをseafood dietに寄せた発音にすると
ニュアンスを掴みやすいと思います。
dad jokeはリンキングからの似ている言葉を集めたものも多いので、
リンキングを鍛えたい人は参考になるかも..?
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